具体的には?
こんにちは。たっしゅです。
今回は前回のお話に比べ、より具体的なことを述べさせて頂こうと思います。
まずは私のことから。
私が編入を決めたのは4年生の終わり頃、正確には2月頃です。編入を決めたと言っても、大学を決めた時期になります。元々、大学には行きたいという気持ちがあり、そのつもりで高専にも入学しました。但しどこの大学で、何をしたいかまでは全く決まっていませんでした。私が4年生になる頃はちょうど新型コロナウイルスの流行が始まった時期であり前期授業は遠隔、中間試験はレポートで代用、期末試験のみ実施という超変則型でした。そこに上手く適用しきらなかった私は学科順位を落とすわけですがそれはまた後々。ウイルスの蔓延で社会情勢が不安定のまま就職する事が不安だったこともあり、進学の意志をより固めました。幸い学科順位の半分以内に入っており、ちょうど気になる研究室があった豊橋技科大の推薦を頂ける立場であったため、受験する事を決定しました。
それでは豊橋技科大について少々。
豊橋技術科学大学は愛知県に所在する大学です。技科大について前回少々触れましたが、高専の出身の方にはうってつけの大学かと思います。カリキュラムや研究室、単位の制度が高専出身者向けとなっています。学寮もあり、東京からは新幹線で約90分と遠方からでも多少安心できる環境ではありそうです。
私はこの大学の推薦選抜を受験することになった訳ですが、勿論条件はありました。"学校長が成績、人物共に優秀と認められるも者"、ざっくりいえばこんな感じです。言ってしまえばこれは高専側に基準が委ねられているのと同じ様なものです。因みに私の高専では学科順位の半分以内が条件でした。なのでその点は高専側に確認してみると良いかと思います。
加えて私は長岡技術科学大学にも出願致しました。前回読んで頂いた方は疑問に思われるかもしれません。豊橋と長岡の2つの技科大は一般受験の試験日は同日となっています。その為、この2大学を一般受験で同時受験する事は不可能です。ですが、私は豊橋の推薦と長岡の一般に出願致しました。なのでセーフなのです。
仮に豊橋も長岡も不合格だった場合は比較的時期が遅い福井大学や埼玉大学を考えておりました。筑波大学や東京農工大学等も時期的には遅いのですが、入ろうとするなら多大な時間と勉強が必要です。私には無理でした。
さて、私自身のことはこれくらいにして周りの方の状況をざっくりお話しようかと思います。
私の仲良くさせてもらっている友人の受験した(する)大学を挙げていくと、
高専専攻科、長岡技科大、豊橋技科大、埼玉大学、筑波大学、東京農工大学、東京大学、早稲田大学、千葉大学、福井大学、名古屋大学、名古屋工業大学、広島大学、岡山大学、
等です。高専にたまにいるバケモンは東大といった格上を受験しています。私には無理です(デジャブ)。国公立のどこかで1-2大学をターゲットにし、どちらかの技科大を滑り止めとして受験するのが無難な形でした。私は推薦を頂けたから良かったですが、技科大1本はちょっと不安です。金沢大学や筑波大学、農工大学等は本気で勉強しないと厳しいです。友人は物理の参考書だけで10冊は平気で持っていました。全部3周したそうです。
と言った具合に上から下まで色々ございます。自分に合った大学を見つけるのはとても大変です。やりたいことがあってもレベル的に合格が困難であったり、ここなら入れそうだという所には大体何か微妙な点があります。そこのバランスは難しくなるポイントかなと思います。逆にピッタリハマってしまえば楽に進学できるのも編入のメリットでもあります。極論は、心配だったら数を打ってみるのも手、であるとも言えますね、、、。
編入について簡単に
こんにちは。たっしゅです。
今回はざっくりとではありますが、編入とはなんぞ?という観点のお話をさせて頂こうと思います。
まず前提として編入、或いは編入学という言葉を耳にするのは高専出身、または在学中の方が多いかと思います。大学側の受け入れも大半が高専からとなっております。
そして編入とはなんぞや?についてですが、凄まじく噛み砕いていえば高専5年終わったから大学に3年生から転校したろ!ってイメージです。但し試験等の審査はありますが、、、。
高専からの進路としては、5年間(商船は例外?)を終え卒業した後に就職か進学、この2択がメインとなっております。途中でドロップアウトしてしまわれる方もおられますが、、、。編入はこの進学のパターンにあたります。
編入先としてはよく耳にする国公立大学をメインかと思います。高専で学んだ事を最大限活かしたい!という方は技術科学大学、通称技科大を目指す方が多いです。他にも私立に行かれる方も多少はいらっしゃるイメージです。
多くは学力による試験、面接、高専での成績で評価されますが、書類を提出するのみの所や試験が1教科しかない所もあります。勿論、条件はありますが。この辺りは各大学で変わってくるため、募集要項と言うものを参照して下さい。毎年、時期になると各大学のHPでダウンロードすることができます。或いは各高専の進路窓口のような所にまとめて下さっている所もあります。
編入には推薦という仕組みがあり、条件は各大学により様々です。旧帝の大学では学科順位1-2位でないと厳しかったり、技科大だと学科順位半分くらいで推薦頂けたり。あとはTOEICのスコア等が絡んできます。最近は特にTOEICは重視されているらしく、英語分野の試験は行わずにTOEICスコア700を満点として換算する所が多いです。余程の理由がない限りTOEICは受けておくに限ります。
編入は普通高校から大学への進学とは違い、複数の大学を受験できるというメリットがあります。受験料さえ目を瞑れば実質無限大に発散します。出願の時期から試験日まで被ることは多くないので、結果を見てから受験するか否か、どこを受験するか決めることができます。因みにですが、2つある技科大のうち、一般受験は試験の日程が被ることが多いです。(もはや必然かも)
ざっと思いついた事を書いてみました。
また何かあり次第追記していこうかと思います。
こんにちは
お初にお目にかかります。
たっしゅと言います。
ブログというものを書くのは初めてとなります。
暖かい目でお見守りくださると嬉しいです。
さて、今回ブログを始めようとしたきっかけとして私が大学進学の際に様々な方のブログに影響を受け、助けられた事が最大の理由としてございます。私は高等専門学校、通称高専、に通っており大学への編入をする決断を致しました。普通高校とは違った編入ならではの難しさがあり、多くの疑問や苦労がございました。そういった経験をつらつらと書いていくことで私のように多少理解が深まったであるとか、があればいいなと思っております。
初回、軽い自己紹介はこの辺りで。
次回以降経験談等は書いていこうかと思います。